Android StudioでCocos2d-xから生成したプロジェクトを開くためのメモです。
どちらのソフトも既にインストール・設定が済んでいるという前提で書きます。
説明文の中のドライブ、パス等は各自の環境に合わせて適宜読み替えてください。
導入済みソフト
- Android Studio 3.2.1
- Cocos2d-x 3.17
既存のNDKの確認方法。2018年11月時点で18が最新です。
NDKのダウンロード
ここからNDKのバージョンr16bをダウンロードし、(最新バージョンとは別の)任意の場所に展開。
今回はD:\Android\配下に展開する。
D:\Android\android-ndk-r16b\
※cocos2d-xのコマンドラインでNDKを使うには以下の設定を行う。
Windowsキー+pauseキーでシステム画面→「システムの詳細設定」クリック、システムのプロパティ画面→環境変数ボタン、環境変数画面→ユーザーの環境変数で"NDK_ROOT"のパスを変更する。
次のコマンドでCocosのプロジェクトを生成する。
cocos new NewGame -p jp.example.newgame -l cpp -d D:\TEMPAndroid Studioで "D:\TEMP\NewGame\proj.android"を開く。
イベントログにエラー等がでてもとりあえず無視。
Gradle Scripts配下にある、ファイル"gradle.properties"を開く。
PROP_APP_ABI= の箇所を、デバッグに使用するAVDに合わせ変更し、保存する。
今回は"x86"に変更する。
PROP_APP_ABI=x86
ファイル"local.properties"を開く。
ndk.dir=の箇所を、先ほど展開したNDKのパスに変更し保存する。
コロンと円マークはエスケープする。
ndk.dir=D:\\Android\\android-ndk-r16b
エディタ右上の"Try Again"をクリック。
デバッグを実行。AVDが起動し、Cocos2d-xのロゴが表示されれば成功。